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Vol.10

南アフリカ

取材/本誌編集部
写真提供 協力/南アフリカ観光局( http://www.south-africa.jp/

南アフリカは世界に類をみない魅力的な国です。たぐいまれな自然景観と人々、歴史、文化の組み合わせが、他国にはない体験を求める人たちを魅了します。大自然の迫力を目の当たりに出来る自然遺産も数多くあります。世界遺産に登録されている「人類のゆりかご」を始め、喜望峰、テーブルマウンテンなど、観光スポットとしても世界的に人気の高いところばかり。南アフリカの魅力を本誌編集部が取材しました。

自然な生態系を見る

現在南アフリカでは二十一の国立公園があり、環境観光省管轄の下、SANParks という組織が運営しています。自然保護の取り組みもさることながら、訪問者、研究者に対するマーケティングも充実しています。その規模は桁違いの広さです。

とてつもない山脈

テーブルマウンテンはケープタウンで最も有名な観光スポット。地盤が雨や風により削り取られ、固い部分だけが台形に残っているのが特徴。千八十六メートルの頂上へはロープウェイで行く事が出来ます。ケープタウン市街、ライオンズヘッド、大西洋、三百六十度の大パノラマが目をみはります。
..... (以下、本誌へ続く)

南アフリカのエコカフェ
地球のこちらとむこうで繋がろうエコカフェ、ダヴハウスオーナーのポール氏

必要な全部がここにある

南アフリカのエコカフェ、ダヴハウスはナタールで、ハウィックの近く、美しいカークルーフにあります。

設立目的は、人々に健康なライフスタイルや収入を供給するだけでなく、パーマカルチャー、オーガニック農法に関して学習することができる小規模な有機農場を作り、さらに、オーガニック健康食品や製品がより身近に手にはいる事。

さすが南アフリカ。主要道路から中のカフェにたどり着くまで、長い長いドライブウェイ。やっとたどりついたレストランカフェ兼ショップには、カラフルなオーガニックベジタブルと、エコプロダクツがわんさと並んでいます。洗剤、シャンプー、アロマ、鉢植えや菜園のための肥料などなど。カフェ内部もちょっとラフな造りですが、手作り感がででいて、燦々と輝く光が入ってくるテラスにはクリスマスのような可愛いデコレーション。

テラスからは子供の遊ぶ屋外の遊具(トランポリン)などが見え、そこを抜けるとだだっ広い平野と山々。手前にダヴハウスの畑。スクール生が農のやり方を教わっていました。農スクールで教えているのは、次世代のための持続可能な生態学を維持するための自然と調和した農業のやり方です。

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また、ダヴハウスは地域団体と一緒にコミュニティを築き、多くの健康ショップや地元のレストランにも有機野菜を提供しています。併設されたグリーン・バレー・レストランはローフード、菜食主義で、焼きたてのフォカッチオやグルテンを無料提供しています。味もボリュームも満足度がありました。
..... (以下、本誌へ続く)

「これからの世界を女性が変えていかなければならないと思っています。」
南アフリカ大使 モハウ•ペコ

SA/JAPAN WOMEN IN DIALOGUE と題して南アフリカと日本の女性との対話イベントが明治記念館で開催された。ゲストには、Millennium Promise Japan の北岡代表、Sakai Womens Organization の山口代表、Calbee,Inc の松本CEO らが参加して活発な意見交換が行われた。 MOHAU PHEKO 南アフリカ大使は、これから先の世界について「今の状況を変えることが出来るのは女性です」と強く語られた。 

本当の意味での平等へ

今日は南アフリカと日本の女性との対話の場所に来ることができて大変嬉しく思っています。

ここに来ているタンザニアの大使、リベリアの大使、そして南アフリカ大使、3人とも女性大使ですけど、私たちが一番どういう力があるかを知っていると思います。  私たち女性は、平均寿命が長いだけでなく、強く、賢いです。大 変な可能性を秘めています。ただ、経済的な立場の中では、まだまだ、平等というにはほど遠い状況であると思います。この中に女性がっていき、本当の意味での平等な社会をつくっていかなければいけないと思っています。

【 中略 】

アクションを起こすこと

南アフリカのキャンペーンの一つで、白いティーシャツに文字を書いたのですが、ピンクと黒でメッセージを書いて、女性がパワーを持っている、そして、あらゆるところにいる、というシャツを着て歩きました。男性たちは、これを抑えることが出来なくてキャンペーンは成功しました。これは女性が積極的に動いたことが功を奏したいい例だと思います。

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 しかし、現実は、バスに乗っても後ろのほうに座っているのが女性です。アクションをどんどん起こさなければ変わりません。 女性は苦難や悩みに向き合っていると思います。わかってほしいということで、本を書いたり、レポートを書いたりしています。みなさんで読んでシェアーしてほしいという想いが詰まっているのだと思います。 南アフリカ共和国は、国会議員の女性の進出率が世界で第3位になっています。

黙っているだけでなく、実際に行動に出ている人たちだからです。今までどういう立場にあったのか、これから先どういうふうにしていきたいのか、考えをこれからもシェアーしていきたいと思います。 本日はありがとうございました。